2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

8. 勤行は必要ない

皆さん、勤行してますかーーーー!? 私は約2年間まったくしておりません(笑) 創価学会で長いこと勤行を続けてきた方は意外に思うかもしれませんが、日蓮は勤行(読経を含む一連の所作)を正式な修行とは定めていません。日蓮が正式な修行として定めたのは…

7. インターネットは創価学会を終わらせる

前回、創価学会の中央集権的・全体主義的・閉鎖的な体質が、日蓮正宗の日蓮本仏思想や血脈思想に基づいていることを説明しました。 今回は、インターネットの発達によって、創価学会のこうした組織体制が限界を迎えていることを説明したいと思います。 イン…

6. まとめ・中央集権的な体質

前回まで、日蓮正宗と創価学会の共通点を見てきました。これらをまとめると、以下の①~⑤になります。右矢印(→)は、創価学会に与えたと考えられる大まかな影響です。 ① 日蓮本仏思想 → 個人崇拝② 血脈思想 → 指導者やその教えの絶対視③ 本尊の優位性の主張 …

5. 信仰に中心道場は必要ない

前回は④教団の絶対視というテーマを扱いました。今回は⑤中心道場の設定というテーマで日蓮正宗と創価学会の共通点を考えたいと思います。 日蓮正宗は戒壇大御本尊の存する富士大石寺を信仰の中心道場としており、ここに定期的に参詣すること(登山)を信者に…

4. 教団の絶対視

今回は、前回の③曼荼羅本尊の差別に引き続き、④教団の絶対視というテーマで日蓮正宗と創価学会の共通点を見ていきたいと思います。 日蓮正宗や創価学会は「破和合僧」の罪を強調し、これを犯すものは謗法(正法を謗ること)の罪を犯す者であり、無間地獄に落…

3. 自教団の本尊じゃなきゃダメ?

前回、創価学会のカルト性が日蓮正宗の①日蓮本仏説と②血脈思想に拠るところが大きいことを説明しました。今回は、創価学会と日蓮正宗の共通点として③曼荼羅本尊の差別を考えたいと思います。 日蓮正宗は「本門戒壇の大御本尊」を唯一の本尊としており、その…

2. 創価学会のカルト性の源流

前回、創価学会がもつカルト性について説明しました。今回は、創価学会のカルト性がいったい何に由来するのかを説明したいと思います。 創価学会は「日蓮の教えを正しく広める唯一の団体」を自称しています。よって、創価学会を知るためには日蓮という人物を…

1. カルトの定義

私は、創価学会がいわゆる「カルト宗教」であると考えています。 なぜその認識に至ったかを説明するために、まず「カルト」の定義を明確にしたいと思います。 「カルト(cult)」は元々「儀礼・祭祀」を意味する用語でしたが、後に「熱狂的な崇拝」やそうし…