12. 公明党は自立せよ。

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公明党は自立せよ。
これは私の意見ではありません。
他ならぬ公明党の設立者池田大作氏の意見です。

 

以下、池田会長講演集<第3巻>からの引用で、講演自体は1970年のものです。

 

【ここに将来のためにも、はっきりさせておかねばならないのは、創価学会公明党の関係であります。
(中略)
公明党のビジョン』を発表したときも『学会員一人一人の政党支持は自由である』と明言しておきました。むしろ創価学会は宗教団体として、信仰・布教に専念し、公明党は公党として、立派に社会に貢献し、大衆福祉のために戦ってほしいということが、私の一貫した願いであったのであります。
(中略)
もとより、公明党誕生の母体は、創価学会であることは間違いない。しかし、いくら母体といっても、いつまでも、それに依存するようであっては、党の健全な発展はない。たとえていえば、賢明な母は、子がひとり立ちできることを願うものであります。
(中略)
我々は、これまで、公明党を一生懸命応援し、守り育ててまいりました。だが第三党にもなれば、すでに立派なおとなであります。それでもなおかつ、これまでのように面倒をみなければならないとしたら、それは不合理というものであり、社会の批判をうけるのも当然の理でありましょう
そこで、これは提案になりますが、創価学会公明党の関係は、あくまでも、制度のうえで、明確に分離していくとの原則を、更に貫いていきたいのであります。もちろん、理念においては、ともに冥合するものでありますが、実践面においては、それぞれの目的に向かって将来も進むことは、当然であります。
(中略)
今後、たとえ票が減ろうと、議員数が減ろうと、それが世論の要望であり、本来のあり方であるならば、近代政党として、当然の道であります。】

 

さて、これは創価学会にとって「永遠の師匠」であり「人類の師匠」である池田大作氏の指導なのですが、今でも学会員は多大な時間と労力を公明党の支援活動に投入し続け、公明党は学会員の支援に依存しきっているのが実態です。「永遠の師匠」の指導であれば「永遠に有効」なはずなのですが、そこのところはどうなっているのでしょうね。

 

ちなみに、私の意見は「公明党は解散せよ。」です。

 

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